すり鉢すりこ木と自然薯王国🌱

2019年3月27日

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すり鉢すりこ木と自然薯王国🌱

すりゴマやかつお節など、小分け分包して手軽に使用でき便利になりましたね。

台所にすり鉢すりこ木がない家庭が普通になりましたが、おわん状のすり鉢とそれに見合った可愛いすりこぎ木を、愛用してる方がいられるくらい位です。昔は大きなすり鉢を

デンとちゃぶ台に乗せ、煎ったゴマを擦って、ほうれん草など白あえの、香ばしいゴマ風味が美味しく鼻をくすぐりました。アジの身を包丁で細かくたたきすり鉢で擦って、つみれ汁なども深みのある味でいいものです

極め付きは、自然薯をとろろに擦るときです。ねばりが半端じゃないので、力もいるしすり鉢が動くので、お母さんから子供に、檄が飛びます。「すり鉢の縁を押さえていなさい」と

お母さんの荒い息づかいと濃いめのみそ汁を徐々に入れて、美味しくて身体に良い(とろろ汁)が出来上がり

なぜか家族が増えると、だし汁も増えて量が増した分、薄いとろろ汁になるのは、貴重品で入手しにくい自然薯なのでいたし方がないなどなつかしい思い出です

家族の団らんの中心に、すり鉢と絆がありました

すりこ木は、山椒の木が良く、朴の木もあります。手ごろで大きな山椒のすりこ木は、なかなか手に入りませんので、地方の道の駅などで見つけると、喜んで買います。貴重なくらい大きなすりこ木を一本使っていたけど、だんだんすり減って短くなり、もったいないので今は飾りにしています

すり鉢も普段は既製品を使っていますが、窯元に特別に焼いてもらったお気に入りの世界で一つのを3点持っています。結構、こだわる性格なのか、それとも自己満足だったりして

いずれにしても自然薯とろろ汁製造で、一年中使っているので愛着のあるすり鉢すりこ木さんに感謝あるのみです

ありがとう